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2004/11/01

復活?西部警察

 昨日久しぶりに西部警察を観た。ただ久しぶりといっても完全新作のスペシャルドラマである。昨年撮影中の事故で放映未定となった作品だったが、その事故から一年後、無事陽の目を見る事ができたようだ。

 そもそも西部警察はパート3まで作られた石原プロ製作の人気刑事ドラマ。石原プロ製作というと「太陽にほえろ」「大都会」「はぐれ雲」等があるが、西部警察は「大都会」寄りの作りで、しかも更なるスケールと巨費を投じた作品であった。今でも忘れない第一話。街中に装甲車というシチュエーション、妙に興奮した記憶がある。オープニングは主題曲が流れる中、クラッシュするパトカー、数珠繋ぎで列を作り走るパトカー。宇都宮安重作曲で豪快、ホーネッツのホーンセクションが冴える。驚きは刑事がショートストックのショットガンやマグナムを携帯し、しかも弾切れはない。悪を撃つ手に抜かりなし。また彼らの乗るパトカーはマシーンX(スカイライン)、Z(フェアレディ)、RS(スカイライン)と日産自動車のバックアップの下、これでもかの特装車。ボンネットから打ち出されるマシンガンにボンドカーも真っ青。それにしても西部署、あくまでドラマとはいえ、ここまで優遇される警察署は国内他に例は無い。

 今回のスペシャル、敵は国際テロリスト。演じるは神田正輝...えっ神田正輝って考えてみれば西部警察には初登場。彼が出ていたのは「太陽にほえろ」でドック刑事を演じていた。メイキングを見ていたら、「演技に徹するため、ロケ中は西部署の連中とは飯を一緒に食わなかった」という。何というイレコミよう。また団長は渡哲也の大門から舘ひろしの鳩村に代わっている。そもそもパート3最終回で大門は殉職しているが、あくまで西部警察のパラレルワールド、無事転生の運びとなった。しかも小暮課長こと石原裕次郎まで登場。ただ遺影のみでゆうたろうの登場という事では無かった。

テレビ朝日開局45周年記念の冠を受け、そんな昨夜の放送を観た。だがしかし...

「んんっーっ」

 西部警察というよりもテレビ東京の「女と男のミステリー」と勘違いしてしまった。中身は西部警察らしく派手なカーチェイスに爆破。だが全くといって物足らない。まず[派手なカーチェイス]と書いたものの、時折早回しでいかにも不自然さが目に映る。もちろん鳩山以外は新人ばかりで、役者に感情移入できなかったマイナス面はある。西部署初の女性刑事を演じる戸田菜穂も浮いていた。その上、日本の警察なのにアルファロメオ、TVRなど外車のパトカーも不自然。だが最も冷めてしまったのはAVIDで編集されている通り、ビデオ撮影(ハイビジョンかもしれない)の本編映像。フィルムでクールだった今までのシリーズとの差に唖然。これぞ「女と男のミステリー」と勘違いした所以。ただ相変わらず無責任、勝手に盛り上がる西部署のメンバーは継承されていた。やっぱ西部警察はフィルムで撮るべきでしょう。またロケには必須、峰竜太の存在も欲しい。なおこのスペシャル、DVDで発売されるというが、あまりに直球であんまりな内容にその価値を疑う。
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「団長、血が止まんねぇーよ」が懐かしい

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投稿: naoya.matsuoka.@docomo.ne.jp | 2005/01/09 22:49

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