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2004/10/21

勝負の分かれ目、キングカメハメハ引退の危機

 ヤンキース、レッドソックスにプレーオフで敗れる。三連勝全てが圧勝の後の四連敗。だが第四戦に大きな勝負の分かれ目があった。八回裏、好投していた中継ぎ投手を下げ、抑えのエース、リベラに交代。しかしそれが裏目に出て、延長でサヨナラ負け。そして一旦変わった流れは止まらず。勢いを取り戻したレッドソックスはそのままヤンキースを押し切った。特に第三戦まで鳴りを潜めたクリーンナップの復活がその後の三連勝の源。それが第四戦のサヨナラ勝ちに秘められていた。ただ客観的に見れば、リベラの交代が早かったと言わざる得ない。九回のワンポイントで十分だったのではないだろうか。名将トーレ監督、唯一の采配ミスが決定的な敗退を生んでしまった。

 ダービー馬キングカメハメハ、引退の危機。秋の天皇賞を目標に調整されてきたキングカメハメハが屈腱炎を発症し戦線離脱。だがこの出来事はダービー勝ちの時に十分に予感させるものであった。前走NHKマイルカップをレコードで勝ち、その上ダービーもレコードでの勝利。その勝ちタイムは2分23秒3。超のつく高速馬場はレコード必至の状況を演出し、結果出走馬のうちコスモサンビーム、マイネルブルック、アドマイヤビッグの三頭が故障。
 レース後、「こんなレースをしてカメハメハって故障するのでは」と友人たちとのやり取りの中であったのだが、それが現実となった。NHKマイルカップ、ダービーのローテーションは同きゅう舎の先輩クロフネが歩んだ道。しかもそのクロフネはその後二走して引退。同じ屈腱炎である。客観的にみても死のローテーション。確かに主犯は高速馬場を演出したJRAだが、共犯はきゅう舎サイドと言わざる得ない。

 スポーツには必ず勝負の分かれ目がある。キングカメハメハにとってダービーを勝つ事が最大目標ではなかった。マイルカップ、ダービーを連勝する事が第一目標。さらにマイルカップ、ダービー、天皇賞の新三冠制覇が陣営最大の野望だったが、それは夢に終わろうとしている。陣営はマイルカップを使った事を後悔していないが、キングカメハメハにとってそれが勝負の分かれ目だった。マイルカップは種牡馬価値には無用のタイトル。世代最強はゆるぎなくとも、古馬と戦ってこそ種牡馬価値。ましてジャパンカップを視野に入れていたはずならば尚更の事。三才時は無理のないローテーションを組んでもらいたい。
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