2017/01/14

「ドント・ブリーズ」を観る

今日は一人で映画「ドント・ブリーズ」を観てきた。「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ製作によるホラー色の強いサスペンス。監督と共同脚本はリメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレスが務めている。

ロッキー、アレックス、マニーの3人は地元デトロイトでセキュリティを破り家宅侵入、盗品を重ねていた。だが盗品は高値にならないという理由から、ある物件を知ることになる。それは事件の高額示談金を盲目の退役軍人宅にあるという情報だった。3人は下調べし、深夜に退役軍人宅へ押し入るのだが...

若者、密室、コケオドシとホラーの3要素を取り揃え、しかも89分の上映時間は濃密。劇場独特の環境を活かし、時に驚かされ、主人公たちの絶望的な立場を共有する。音響を含め、テレビサイズで伝わらない面白さ。やはり事前情報はできるだけ入れない方がいい。だからここでもこれ以上は物語に触れない。

個人的に本作は大好きなモダンホラー、「ファイナル・ディスティネーション」「ソウ」と双璧に思う出来。時にミスリードを誘う演出も絶妙。しかも名作ホラー、サスペンス作のオマージュと思える画作りがあったりと、映画ファンにぴったりな小品だ。

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2017/01/08

PMA-390REで凱旋門を復活させる

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テレビ用のプリメインアンプ、ケンウッドKA-5010が片チャンネルの音が出難くなって瀕死の状態。四半世紀前の製品である。一度メーカー修理に出し、その時にこれが最後ですと宣告を受けた経験を持つ。そんな記憶もあり、今回の故障で何もできずに半年以上放置してきた。通常テレビは内蔵スピーカーで十分だが、ここぞという時こそいい音で視聴したい。そのための凱旋門である。

凱旋門について説明したい。フランスのランドマーク、世界最高峰のGIレース...という訳ではなく、オーディオ評論家の長岡鉄男さんが25年以上前に設計したテレビ用マトリクススピーカーである。その風貌から長岡さんが凱旋門と命名した。

今ではスリムでサラウンド効果の高いテレビ用スピーカーが多くあるが、当時は家庭用ドルビーサラウンドの黎明期。デジタル技術が導入されるも周囲にスピーカーを配置させる等、一般には大げさなものだった。学生寮の自称六畳間にスーパーウーハーを入れて最大7台を点在、押し込んでいた。だからこその趣味の世界なのだが、違和感を感じずにいられなかった。

そんな時、長岡さんが提唱するスピーカーマトリクスに出会った。アンプ(一般的なプリメインアンプ:アンバランス接続アンプ)を使い、結線だけで位相差を引き出しサラウンドを実現する方法。スピーカーを一気にメインのペアとサラウンド側のペア、計4台に減らした。シンプルイズベスト、透明感と純度、包囲感とその体験は今も忘れられない。その後、長岡鉄男ワールドにのめり込んでいった。

マトリクススピーカー凱旋門は当時のオーディオ・ビジュアルの考え方に対する回答、AV Review誌で連載していた実験の一環で生まれた。しかもサラウンド側にスピーカーを配置しない。実はこれって今のテレビ用サウンドバーの先駆けなのである。今のサウンドバーはデジタル処理でサラウンド効果を調整できるが、凱旋門にはそれがない。でもそれでいい。

冒頭のKA-5010はその実験の際、凱旋門を駆動していたアンプだった。だがテスト相手に選ばれたもう一台が実験後、サラウンド効果の差から連載時のリファレンスとなった。それがデンオンPMA-390である。いつかは買おうと思っていたが、テレビ用に買い替えるには敷居が高い。でも30,000円強というコストパフォーマンスではあったが。

そんなPMA-390は今も続く人気シリーズとなり、少なくなったピュアオーディオファンの最後の砦となっていた。そこで今回アンプ入れ替えにあたり、最新機のPMA-390REを購入する事にした。実売30,000円というのも嬉しい。

シャンペンゴールドのルックスにボリュームはリモコン付き。オーディオファンよろしく、本体側のボリュームの重みに物足りなさを感じるものの、便利さには敵わない。ちなみにアンプとテレビの接続はヘッドホン端子/ライン出力。テレビやレコーダでピン端子が使えなくなって久しい。テレビとレコーダもHDMIだし、かつてケーブルを自作したマニアにはつけ込む隙が無くなった。

さてPMA-390REを繋いで音を出した印象だが、出せる音の大きさは言うまでもなく、まず音の鮮度がいい。レンジが広くバイクの排気音は図太い。音の奥行き、サラウンド側への張り出しもそこそこある。エアチェックした最新作「セッション」のクライマックスでの没頭感も凄い。

加えてかつてのサラウンドリファレンス「ダイハード」や「AKIRA」のエアチェックディスクを鳴らしてみたが、ちょっと印象が違う。マスターが変わった事、所詮はドルビーデジタルという点。5.1chマルチ再生前提で2ch、ステレオ音声軽視だからだろう。余談だが、レーザーディスクのデジタル音声を知る身には力強さがやや物足らない。

とはいえ、かつてオーディオに情熱を傾けた程のモチベーションで無くなった今、家族と共存する中でワングレード高い環境を得た事の意義は大きい。妻も音楽Blu-rayでは使ってくれているよう。また今後PMA-390RE自身のエージングも期待できる。惜しむらくは画面の大きさが音に負けている事。例え凱旋門であっても80インチ以上は欲しいと思う。欲望とは実に限りないものだなぁ。

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2017/01/02

「マン・オン・ワイヤー」を観る

皆さん、あけましておめでとうございます。

正月、今年初映画という事でWOWOWで録ってあった「マン・オン・ワイヤー」を観た。昨年観た映画「ザ・ウォーク」の原型であり、綱渡り師フィリップ・プティの著書を原作、2008年度アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した作品だ。

大道芸人であり綱渡り師のフィリップ・プティは歯科医院である新聞記事を目にし、ある構想を得る。それこそワールド・トレード・センター屋上の間を綱渡りする事だった。フィリップは渡米、共犯者ならぬ仲間を集め、準備を進めた。そして1974年8月7日を迎える。本作は関係者たちがその出来事を回顧したドキュメンタリー。

「ザ・ウォーク」と「マン・オン・ワイヤー」は相互補間関係にある。前者はフィリップの人となり、師匠との出会いと存在、仲間作りが克明に描かれている。その点、後者で秀でているのは当時の映像、写真の持つ迫力だ。さすがはドキュメント、関係者各人の掘り下げが深い。自らの言葉で振り返る姿は説得力がある。そしてチーム目的の実現とその終わりに青春ドラマのようなものを感じる。

またもう一つの主役がツインタワーこと、ワールド・トレード・センターの存在。建設当時の映像がその凄みを増させる。だが相反し、のどかに建設を進める作業員たちの笑顔が印象的だった。本編中の人々の関わりも含め、その時代を感じさせる。

「ザ・ウォーク」を観た後であれば45分間に8往復した事に驚きはない。ただ当時の空撮を見ると、3Dで無くとも足がすくむ怖さを伴う。これぞ本物の迫力だ。本作中、当時関わった警察官の会見に全てが凝集されている。
「個人的にはすごいものを見た。二度と見られないだろう。一生に一度だ」

事実は小説よりも奇なり。「ザ・ウォーク」とセットで観たい作品だ。

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2016/12/31

2016年総決算「モノ・生活篇」

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去年の「モノ篇」から今年は「モノ・生活篇」と改題した。モノを楽しむ、弄ぶというより、生活と密着する立場に変化したからだ。その導入に年初から始めたウォーキングの存在が大きい。まずはそこから振り返ってみたい。

iPod touchをbluetoothで繋いだヘッドホン SoundPEATS Q800でウォーキングする。最初は1時間が気がつけば今は2時間弱に伸びていた。現在およそ8kmのコース。そのたび発見もあって週末に歩くのが楽しい。辛い事があっても考えながらリフレッシュできる。冬場は落ちが少ないが、夏場なら1kgは楽に落ちる。そうこうして1年で8kg落ちた。そのきっかけになったのがEPSONエプソンの活動量計であり、妻の買ったワンダーコアスマートに勝利した。

運動に加えて食事の改善は欠かせない。この一年で一食に摂るご飯の量は半減した。自制が必要だが、慣れてしまえば平気。総カロリーを意識する事、不規則な夕食を規則的に正す事も必須。午後10時を過ぎて食べるなんてご法度。食べたければ軽めに抑えるべき。もちろん家族の協力も必要となる。週末の夕食に外食なんて太る原因、その日のカロリー調整が難しいからだ。もし出掛けるならあくまでランチまで、夕食で調整できる。

今年の夏はプランターで野菜作りも行なった。初心者向きなピーマンとナス。土作りにこだわり、買ってきた苗を育て、愛でてそして食す。今年は野菜高騰もあって少なからず家計を助けられた。本格的な野菜作りは荷が重く、お手軽路線で来年もやっていきたい。

生活という点なら電動歯ブラシも欠かせない存在となった。ブラウン オーラルB プラチナ・ブラック7000は手間の掛かる歯磨きを短時間で確実に行えるスグレモノ。スマホアプリもあるが、目で見て進行がわかるスマートガイドがいい。糸ようじも併用し、歯のケアはほぼ完璧かと思う。

Kindle paperwhiteも買ってよかった。週末の家族ドライブで後部座席に座る立場としては、Kindleでダウンロードした無料マンガを読む事が多い。映画公開があれば、その原作の数巻が期間限定で読めるのが嬉しい。「GANTZ」「ちはやふる」もその機会に読んだ。もちろん本も読む。利点はバッテリーの保ちの良さ。欠点は容量の少なさ。容量アップした日本独自のマンガモデルが気になる。

実は仕事で来年早々大きな転機があり、今まで拒んでいた”あるモノ"をこの年末に購入した。まだ日が浅いのでここでは触れないが、来年になったら取り上げてみたい。

皆さんにとってどんな年でしたか?それでは良いお年を。


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2016年総決算「映画篇」

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今年劇場で観た作品は20本。図抜けた作品は無く、一部を除けば甲乙つけ難い作品ばかりだった。強いて挙げると順位は以下のようになる。

第1位「ザ・ウォーク」
第2位「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
第3位「日本で一番悪い奴ら」
第4位「シチズンウォー スノーデンの暴露」
第5位「君の名は。」
第6位「スポットライト 世紀のスクープ」
第7位「シン・ゴジラ」
第8位「さざなみ」
第9位「ハドソン川の奇跡」
第10位「ルーム」
以下は次点。
「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years」
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
「スター・トレックBEYOND」
「デッドプール」
「オデッセイ」
「レヴェナント:蘇えりし者」
「ブリッジ・オブ・スパイ」

第1位は「ザ・ウォーク」。3D効果と相まってツインタワー間の綱渡りを体感。何度も往復、なかなか止めない主人公にドキドキさせられる。ロバート・ゼメキスのストーリーテリングの巧さ、主演ジョゼフ・ゴードン=レヴィットの軽妙さ、そしてワールド・トレード・センター。その存在が影の主役である傑作である。

第2位は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。「アベンジャーズ」シリーズ最高傑作。アベンジャーズ同士の対立、戦いに大義とパーソナリティがぶつかり合う。アクションの魅せ方も見事な上、VFXが素晴らしい。空港でのがっぷり四つの戦いは興奮。アントマンにスパイダーマンの参戦で俄然面白くなった。

第3位は「日本で一番悪い奴ら」。綾野剛主演の実録系和製フィルムノワール。曲者ばかりの配役に主人公が黒に染まっていく姿が描かれていく。男にとっての金と色、そして顛末。悪の「フォレスト・ガンプ」、その暴走ぶりが堪らない。デニスの植野行雄ちゃんの好演も光る一作。

第4位は「シチズンウォー スノーデンの暴露」。S・ソダーバーグ製作のドキュメンタリー。最も間近からスノーデン事件を見つめた、公になるまでの彼の一挙手一投足が確認できる。国家レベルの情報収集の恐ろしさと警鐘。時系列、脚色がない分、アメリカを取り巻く体制に改めて驚かされる。

第5位は「君の名は。」。「シン・ゴジラ」を千切ったご存知今年の邦画No1ヒット作。使い古されたプロットながら新鮮な映像と演出はピュアな青春物語を彩る。食わず嫌いより観て良かったと実感。

第6位は「スポットライト 世紀のスクープ」。今年のオスカー作品賞受賞作。真実の追求、「シチズンウォー」とは異なるアメリカの良心。

第7位は「シン・ゴジラ」。満を持して庵野秀明が秘密主義で作ったゴジラは驚きとオマージュに溢れていた。ブルーレイは予約済み。

第8位は「さざなみ」。結婚記念日、老夫婦に起きた"さざなみ”は小波か大波だったのか。観客に問う大人による、大人のための作品。

第9位は「ハドソン川の奇跡」。トム・ハンクスと組んだ御大イーストウッドの最新作。旅客機不時着事故を救った機長の葛藤と真実。老練なイーストウッドの演出が見事。

第10位は「ルーム」。親子監禁を描いたリアリティーある寓話。ドキュメンタリーと見紛う演出とブリー・ラーソンと子役のオスカー級演技。かなり重いです。

次点の「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years」は観てよかった音楽ドキュメンタリー。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「スター・トレックBEYOND」「デッドプール」「オデッセイ」はいずれも欠点もあるが、エンターテイメントとして良作であった。上位との差は僅差、好みの差。「レヴェナント:蘇えりし者」「ブリッジ・オブ・スパイ」共に劇場作らしい重厚さが目立った。今年もダメダメは無かった。

ビデオで観た中では「アントマン」が面白かった。吹替版も録画、子供向けにもオススメ。果たして来年はどんな作品に出会えるだろうか。

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2016年総決算「競馬篇」

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今年の中央競馬は前年のダービー馬ドゥラメンテが期待されたが、ドバイは落鉄もあってポストポンドの2着、宝塚記念は2着入線後に脚部不安を発症で電撃引退。凱旋門賞制覇は今年のダービー馬マカヒキに託された。マカヒキは前哨戦を勝ったものの、オブライエン厩舎の作戦の前に惨敗。ただ日本馬一頭で臨んだ世界最高峰のレースを勝たせてくれる程、本場は甘くない。

その一方で昨年香港カップを勝ったエイシンヒカリがイスパーン賞を快勝。レーティング世界一となった。そして連覇のかかった香港カップをぶっちぎったのがモーリス。香港帰りの安田記念は差し届かず2着だったが、年間通して堅実な成績を残した。引退は残念だが、記録だけでなく記憶に残る名馬だと思う。

日本国内に限れば、年間通して活躍したのはキタサンブラック。王道路線を進み、春は天皇賞・春、秋はジャパンカップを勝った。今年の成績だけでいけば、全レース馬券圏内を確保。ファン投票1位となった有馬記念はサトノダイヤモンドのマークに屈したが、両馬共に来年はシャンティイの大一番が大目標というのは楽しみ。

通年免許でルメール、デムーロが頭角を現す一方、エイシンヒカリ、キタサンブラックの鞍上武豊の活躍は嬉しかった。勝ち星はまだまだ全盛期に及ばないが、競馬ファンだけでなく世間が目を向ける存在として今年も目立った存在だった。やっぱり競馬は武豊で無ければ、と思う。

総じて振り返ると、日本馬にとって海外競馬はより身近になったと実感する。特に今年は海外馬券元年であり、凱旋門賞と香港国際競走と馬券共々楽しんだ。馬券となれば必ずしも日本馬だけを応援する訳でない。中心はマカヒキでは無くファウンド、ビッグアーサーでは無くエアロヴェロシティなのである。来年はドバイも買えそうだし、開催日の深夜は眠らせてもらえそうにない。

年間を通した馬券は取って取られてを繰り返し、プラスに転じる事は無かった。余計に勝った馬券が敗因。勝負レースを絞り切れなかった事も大きい。来年は効果の高かったローリスク・ハイリターンなら中穴中心、連対馬体重内の馬を軸とする事を推し進めたい。今年の福島記念のような予想ドンピシャな馬券に出会いたいなぁ。


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2016/12/30

「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」を観る

 今日は「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」を観た。ほぼながら見。しかも二日に掛けて観た事を付け加えておく。第一作からのお付き合い、主演ジェニファー・ローレンス好きから儀礼的に観た感じ。

 カットニスはスノー大統領暗殺のため、キャピタルへ侵入。だが彼女を待ち受けるのは様々な罠。同士を失う中、カットニスはいよいよスノーと対峙する。

 製作会社ライオンズゲートが相当力を入れたであろう、本国アメリカで人気のシリーズ。ただ「世界にひとつのプレイブック」デヴィッド・O・ラッセル監督から「ジェニファー・ローレンスを酷使し過ぎ」と横槍を食らっていた。しかし彼女抜きに映画、シリーズの成功は無かったろう。最後までカットニスを演じ切っている。ただ日本ではあまりヒットしていないのだが。

 最近のSF作らしくVFX依存が大きいが、凄まじい戦場を演出。世界的なトレンドか、二部構成の後編であったが、そこまで引き延ばす必要はあったかと疑問。いくら近未来が舞台とはいえ、後半のトラップの一つは某シリーズみたい、まるで別の作品になってしまっていた。

 物語は前作から登場したジュリアン・ムーア演じるコインとドナルド・サザーランドの駆け引き、生き残りゲームから政治的争いにシフトしており、2時間17分の上映時間はかなり退屈。余談だが、製作中急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの影響を本編中一切感じさせなかった。

 あくまで本シリーズ全編通して観られたのはジェニファー・ローレンスありき。彼女は大スターに成長するも、本作での彼女はナチュラルメイクのせいか少女の顔を残す貴重な作品となった。

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2016/12/29

iPod touchで「ポケモンGO」を遊ぶ

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 iPod touchで「ポケモンGO」を遊んでみた。多少下火にはなったが、それでも街中で遊ぶ人達が見受けられる。トレーナーの多くはスマホユーザー、残りはタブレット。Wi-FiオンリーのiPod touchは蚊帳の外と言っていい。それでも遊んでみたい欲求からトライしてみた。

 使用したのはiPod touchの6G。ただ5Gでもハード仕様はあまり変わっていないため、今回の例が当てはまるだろう。でもGPSのないiPod touchでそこそこ遊びこむためには条件がある。

(1) ポケモンGOは最新にアップデートしている事。
(2) 家の間近にポケストップがある事。Wi-Fiと重なる事が必須。
(3) 身近にルールが分かる人がいる事(子供)。

 実はポケモンGOが配布された頃、すぐにダウンロードしていたが、最初のチュートリアルでお情けで貰ったポケモンをゲット。その後やってはみても、周りにポケモンは現れなかった。社会的フィーバーに反し、「やっぱりiPod touchでは遊べないのか」思っていた。だが秋頃のアップデートだったか、Wi-Fiでもポケモンが現れるようになった。その時子供から「AR表示を止めるといいよ」と言われてそれから続けている。(3)のように、流行りモノに子供のアドバイスは欠かせない。

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 iPod touchでポケモンGOを続けられる大きな理由は(2)にある、間近にポケストップがある事だ。家にいるままでモンスターボールが得られるし、ポケモン集めと最低限の遊びはできる。集まるポケモンはコラッタとポッポ、コンパン、イーブイが多い。それでもサンタピカチュウは5匹取っている。レベルも気がつけばWi-Fiオンリーで22まで上げる事ができた。子供に言わせると「結構凄いね」との事、お世辞込みで。

 ジムでかつWi-Fiが繋がる環境であればバトルもできる。滅多にバトルできないので繋がると熱くなる。溜まったきずぐすりやげんきのかけらはその後に使う。ただWi-Fiゆえ、エラーで落ちる事もあるので注意。ちなみに住んでいる家は玄関に出ると、Wi-Fiでジムに繋がるという環境でもある(さすがに冬場はキツイ)。この辺もレアな環境と言えるだろう。

 結論:条件はあるが、iPod touchでもポケモンGOは遊ぶ事はできる。条件が限られるからこそ、四六時中やる事は出来ないので依存症まで至らない点もいい。ただレアポケモンを得る事はほぼほぼ不可能。それでもという方ならどうぞ。

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2016/12/25

「寄生獣」「寄生獣 完結編」を観る

 日本映画専門チャンネルで録画してあった「寄生獣」「寄生獣 完結編」を連チャンで観た。原作マンガは未読。監督は「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズのヒットメーカー山崎貴。まずは「寄生獣」から、ながら見で始まった。

 泉新一に近づく生物、そして右腕に痛みを覚えた。右手に現れた寄生物体は膨大な知識を備え始めた。そんな時、日本中で謎の惨殺事件が続発する。やがてミギーと名付けられた寄生物体と新一に近づく者が現れるのだった。

 前編となる「寄生獣」は寄生され共存を強いられた姿が描かれるが、新一は呆気なく現実を受け入れ、物語は駆け足で進んでいくため、主人公への感情移入がし難い。古沢・山崎コンビの脚本のわりに丁寧さを感じなかった。そこは原作未読の身だからこそ良く判る。ただ完結編を観たい動機付けには十分。やはり見所は山崎監督らしいビジュアルにR-12指定の残酷シーン満載。数年前の日本映画と比べ、各世の感がある。

 一方の「寄生獣 完結編」は寄生獣たちの目的が明確となり、そこへ突き進んでいく。そこで浅野忠信演じるラスボスの存在が際立つ。山崎貴作品のSF物は何処かヒット作に似たテイストを感じるが、本作では明らかにビジュアルは新一とのラストバトルに至るまで「ターミネーター2」を思わせる。ピエール瀧さんを加えた最強モードは何処か可笑しかった。

 物語的にも試される人類という点で「ターミネーター」的だ。敵対構造も然り。命を宿す深津絵里にアクの強い北村一輝、最後まで不気味な新井浩文他ら個性派役者を配し、染谷将太演じる新一が迎え討つ。ただ惜しむらくはミギーの存在で、あまりにフレンドリーな感じが違和感にしか思えなかった。実際、原作ではどうなのだろうか。

 早朝から一人で観ていたら、子供が起きてきてしまった。さすがに小学生低学年には見せられない。「まだ早い、寝なさい」と諭して寝かせた。そんな姿に小学生の頃に観たユル・ブリンナー主演の「ウエストワールド」で口元パッカーンのメカ露出でしばらくトラウマになったのを思い出した。「寄生獣」も強烈に顔パッカーンだからねぇ。

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2016/12/18

「ユーズド・カー」を観る

 今朝はWOWOWで録ってあったロバート・ゼメキス監督作品「ユーズド・カー」を観た。ご存知「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が大ヒット。「フォレスト・ガンプ」でオスカー監督に、近年も「ザ・ウォーク」等の意欲作を送り出している。そんな彼の劇場用長篇第2作が「ユーズド・カー」だ。「バック・トゥ...」でのボブ・ゲイルとのコンビでスピルバーグ製作の本作。

 道路を面して並ぶ2軒の中古車屋。各々ロイとルークのヒュークス兄弟が経営していたが、絶えず対立していた。道路新設を耳にした兄ロイは弟ルークにある罠を仕掛ける。その出来事を機に2軒の対立は熾烈を極めるのだった。と物語だけ書けばシリアスなのだが、あくまで80年代初頭の古き良きアメリカンコメディー。むしろ奔放で品の悪さが身上。トップレス連発、あまりの下品ぶりに思わず笑ってしまう。

 車を扱った本作の画作りを見ただけで「バック・トゥ…」を彷彿とさせるし、4x4、叩き掛ける台詞も同じ。さらに「ロマンシング・ストーン」のルペの逃げ道まで登場する。まるで「ゼメキス・ジ・オリジン」といった作品だ。ただ演出は時代を感じさせ、ドタバタぶりが懐かしい。しかも主役、登場人物の一人を、スネークことカート・ラッセルが演じているから尚更可笑しい(製作は「ニューヨーク1997」の前年)。

 個人的に目立っていたキャストはアルフォンソ・アラウ。如何わしいメキシコ人バイヤーを演じていたが、のちの「ロマンシング・ストーン」でも再び売人として出演。その片鱗が見れて嬉しい。彼以外にもマーティのお兄ちゃんとか、ゼメキス作品の俳優が居た気がする。

 本作以降、ゼメキスの演出は時代に寄り添うように変化。そうした柔軟ぶりがゼメキスの身上に思う。それだけに本作の演出は貴重だ。最近コメディから遠ざかっているゼメキスだが、今の彼が作ったらどんな作品を作るのだろうか。

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