2020/01/18

「リチャード・ジュエル」を観る

今日は盟友N氏とクリント・イーストウッド監督作品「リチャード・ジュエル」を観てきた。アトランタオリンピック開催中に起きた爆破事件を題材にした実話。

1996年アトランタ。リチャードはオリンピックで人に溢れた公園警備にいた。酔った若者たちとの応対で戻ると、ベンチにリュックが置かれていた。異変を感じたリチャードは警官に連絡。すると中にはパイプ爆弾が仕込まれている事が判った。爆破は最小限に食い止め、ジュエルは一躍英雄に。だがある新聞記事からこの事件の容疑者となってしまう。

89歳の監督作品と思えない安定感、むしろ老練、円熟味ある演出。非主演作の実話「ハドソン川の奇跡」や実験作「15時17分、パリ行き」を経て得、反映させたストーリーテリング。また音楽は最小限に演出は薄過ぎず、濃過ぎず。感動を煽るような素振りはない。だからこそ人間ドラマが際立つ。

何しろリチャード、ワトソン、バーバラらにイーストウッド の人柄が垣間見える。モラル、正義に対する考え方。そしてシニカルだが温かいユーモア。基本的には実際の人物が投影されたものだろうが、イーストウッドライズされている。そもそもイーストウッドが意図しなくとも、演者、脚本家を含め彼の作品で育ってきた人たちなのだから。
 
本作は単なる冤罪事件としてでなく、掌を返すメディアの動き、FBIの狡猾さ、そこに起こる出来事を丹念に描いている。それでいてリチャードとワトソンの関係性を数分のエピソードで観客を理解させ、かつ事件の過程を経てのリチャードの成長をもみせていく。だからこそラストには静かな感動が待っている。

サム・ロックウェル、
キャシー・ベイツらオスカー俳優に負けず劣らず、リチャードを演じるポール・ウォルター・ハウザーの存在感。純粋過ぎる言動も憎めない好演。作品共々、オスカー候補にならなかったのが残念。でもこの作品はタイトル通り、リチャード・ジュエル、彼の生き様を顕した作品。メディア批判はその一片に過ぎない。是非、その目で確かめて欲しい。

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2020/01/17

IMAXで「フォードvsフェラーリ」を観る

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今日は近場のIMAXシアターで「フォードvsフェラーリ」を観てきた。1966年ルマン24時間耐久レースを舞台にチューナー兼ドライバーのマイルズ、チームリーダーのシェルビー達の物語。

フォード2世は自動車王国復活を目指し、部下のアイアコッカにルマン優勝を進言。米国人唯一ルマンでの優勝実績を持つシェルビーに白羽の矢が立った。シェルビーは打倒フェラーリのため、ドライバーにマイルズを招聘する。新型GT40を成熟させていく彼らに巨大組織の圧力が掛かり始める。

もし杉本清風にこの映画を表すなら、「もっと車を、GT40を見せてくれ!」と思わずにいられない。別にディスる意味で無く、そもそも車を愛でるための映画なのだから。中盤、組織の軋轢を多く見せられつつ先の想いに至る。

でもそれを打ち消すようなフォード社長とのエピソード、そしてデイトナ、ルマンでの激走に喰い入ってしまった。手に汗握るレースは必見。それに序盤、ドライバー時代のシェルビー、マイルズの駆るレースシーンも凄い。PSのゲーム、グランツーリスモをプレイした方なら興奮は尚更、まさに追体験となる。

レースへ取り組むマイルズ、ルマンのライバル陣営であるエンツォ。彼らこそ純粋。対照的なフォード2世に商売魂炸裂のフォード、泣かされるシェルビーと悲喜交々。実際この映画は「フォードvsフォード」かもね。でもシェルビーがピットで仕掛けたエピソードってホントなの?

人間ドラマとして前半、彼らの関係性が判り難いかもしれない。ただ中盤でのマイルズ、シェルビーのやり取りで氷解。ただ本当の主役はGT40、数々の車たちなのは明らか。フェラーリとのデッドヒートも最高。車好きの男性なら「フォードvsフェラーリ」は是非劇場で観るべし。ラストシーン、シェルビーでお馴染みのコブラもいい音出してました。

それにしてもこのポスターはカッコいい。シンプルイズベスト。
もしルマンが舞台、日本人なら「マツダvsポルシェ」を思いつきそう。映画にしてもいいと思うよ。今のマツダ(の商売)の勢いなら。主役はマツダ787B、ドライバー寺田陽次郎は誰になるかな?と勝手に妄想。

さて初体験のIMAX(レーザー)だが、画の明るさ、解像度、奥行き感が素晴らしい。得られる没入感。それでいてスピードに負けず画に破綻がない。音は映画本編ではレンジが広く、かつ重低音もさりげなく大人の効かせ方。むしろ予告編群のエゲツない低音に嫌気。これからも作品を選び、ここぞという時にIMAXでいきたい。

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2020/01/11

「パラサイト 半地下の家族」を観る

今日は盟友N氏とポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」を観てきた。昨年のカンヌ映画祭最高賞パルムドールを受賞した作品である。

キテクら4人家族は無職で内職をしつつ生計を立てていた。ある日息子のパクは、友人からある富裕層の娘の家庭教師を頼まれる。そこでキテクらはパクを名を偽らせ大学生に仕立て、その家族に取り入る事を思いつく。計画は次々と巧く運んで行くのだが、ある事実に出くわす。

ポン・ジュノ監督作品は「グエムル-漢江の怪物-」以来観るのだが、似た雰囲気を持つ。前半はコメディ風に事が進むも、後半は力強いストーリーテリングに思わず食い入る。不測の事態発生にスクリーンのキテクら同様、その展開が見逃せなくなる。

実際、韓国では”半地下”とは貧困層の生活環境にあるものらしい(ネット番組での監督インタビューにて)。本作、窓から見上げる風景は独特で、大衆層の生活を切り取っていた。だがその対比として社長宅のシーンが興味深い。そうした見た目だけでなく、社長らの語る匂いがキテクの心を突き動かす。

この作品の面白さはあらゆる対比にある。富裕層と貧困層、見た目の対比、匂いの対比、そして計画と無計画の比。計画と無計画は、先に述べた前半と後半にあたる。後半のムテクは無計画で衝動的だ。そして周りの人々を巻き込んでいく。

キテク一家だけでなく、社長一家他、それぞれに個性的で韓国映画らしい濃さ。だがその中でもソン・ガンホは別格。ポン・ジュノ監督の信頼感、本作の持つ笑いとシリアスさを表情だけでなく体現する。

ちょっとした小ネタも興味深く、かつ面白い。WiFiネタとか、時計回りとか。見せてるようで見せない、想像力を掻き立てるエロいシーンもいい。

エンディングに至る流れは観客に委ねる部分も大きい。現実とファンタジーの狭間。どう感じるか、政府同士では揉めている韓国であるが、物語の背景、その社会事情を知る意味でも面白い映画だと思う。そこに国境はない。

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2020/01/05

「エンド・オブ・キングダム」を観る

昨日に続き、Amazonプライムで「エンド・オブ・キングダム」を観た。ジェラルド・バトラー演じるシークレット・サービス、マイク・バニングの活躍を描くシリーズ第二弾。

イギリス首相が急逝し、国葬が行われるロンドンに西欧首脳が集まっていた。バニングは大統領に帯同、警備を進めるもセントポール大聖堂でテロリストの襲撃に遭ってしまう。最悪のテロに見舞われるロンドン、追い込まれるバニングと大統領。果たしてバニングは大統領を守り抜く事ができるか。

シリーズ一貫したテロリズムとの戦いも本作の描写は頭抜けている。ロンドン陥落、ランドマークを次々に破壊、人々が銃弾に倒れていく姿が痛々しい。前作のCG表現を超え、これがなかなかの観どころになっている。

もう一つの見所が製作当時の流行ともいうべきFPS表現。救出に向かうバニングに飛び交う銃弾、繰り返される爆発。しかも編集抜きの1カット、長回しでその臨場感たるやとにかく凄い。ジャンプするバニングを追い掛けるカメラワーク!、このシリーズの進化といえる。

そしてシリーズとして前作のキャラクターが再登場。ブッシュ家顔の大統領はアーロン・エッカート、モーガン・フリーマンのトランブルは副大統領になったのね。彼らのセリフの端々にシリーズのトリビアが溢れている。今回登場しない大統領の息子でさえ、その成長が伝わるもの。

今回のバニングは家族が増える立場。上司のジェイコブスとの会話がエンディングの伏線となる。「エンド・オブ・ステイツ」の子はそうだったのね。本シリーズの政府役人は馬鹿じゃない。だからこそのリアリティ。話の荒唐無稽さを打ち消す程に。

このシリーズ、間違いなく製作も兼ねるジェラルド・バトラーのライフワーク。第四作も期待したい。いずれジャック・バウアーのように娘と働く日が来るかもしれないね。

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2020/01/04

「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観る

Amazonプライムで「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観た。ジェラルド・バトラー主演、テロリストに占拠されたホワイトハウスに元シークレットサービスが立ち向かう。その後シリーズ化される第一作。監督は「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークア。

朝鮮半島、南北の緊張が高まる中、韓国首相が事態打開のために訪米。ホワイトハウスで会談を持った。だがその僅か13分後、正体不明機とテロリスト集団による攻撃でホワイトハウスは陥落した。人質に取られる大統領。一方、異変に気付いた元SSのバニングは大統領奪還に向かう。

物語の構造はまさに「ダイハード」。だが舞台はホワイトハウス。どこまで再現するかが見どころの一つ。これまで数々のハリウッド作品、ドラマ「24」等で登場。知ってる感の多い場所ではあるが、テロリストが改修場所を指摘したり、本作の切り口は面白い。

敵は北朝鮮出身のテロリスト集団。だが「007ダイ・アナザー・デイ」を観た映画ファンなら、すぐにボスが判るはず。あの彼だもの。今回は見た目の濃いキャラじゃないが冷徹な男。大国アメリカ相手に手際よく攻めてくる。バニングの相手に申し分なし。

バニングと大統領家族の関係性を描くアバンタイトルが見事。この信頼関係が中盤以降の伏線となる。バニングと対策本部とのやり取りは「ダイハード」、そして構図の似た「沈黙の戦艦」を思い出す。まだトランブルは本作で下院議長なのだなぁ。

先日の第三作目「エンド・オブ・ステイツ」に比べ、体の痛みを訴えないバニングは若い。無双する姿に面白みを感じないかもしれない。この作品の面白いのは対策本部も馬鹿じゃないところ。でもテロリストの手際の良さにやられる。だからバニングが無双するしかない。まぁ、考えるのは野暮でしょう。

ジェラルド・バトラーもさることながら、アクション映画の撮り方はソツがなく、アントワーン・フークア監督の手腕が光る。だからこその新ヒーロー誕生。次は「エンド・オブ・キングダム」だ。

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2020/01/03

「ウォーキング・デッド」シーズン1&2を観る

WOWOWで放送されている「ウォーキング・デッド」シーズン2まで観終えた。「しょーシャンクの空に」「ミスト」のフランク・ダラボン監督・製作のゾンビもののテレビシリーズ。二年前、日テレ系地元局深夜に第1話が放送されたのだが、「続きはHuluで」の一言で終わり、大いに腹が立ったのを思い出す。

重傷で入院していた保安官のリック。だが目覚めると世界は大きく変わっていた。人気の無い街。だが呻き声に殺気だった群れが現れる。それこそ死者たちの群れだった。生きた人間を喰らい、仲間を増やす。追いかけられ、戦車の中に逃げたリック。すると戦車の無線に声が入る。

物語はリックとシェーンのツートップで進んでいくが、元同僚の二人の関係がウォーカー登場の世で大きく変わる。リックの妻ローリとの微妙な三角関係が生まれ、友情と嫉妬の狭間にある二人。やがて大きな決断を迫られる事になる。

シーズン1を観て単なるサバイバルドラマと思いきや、さすがフランク・ダラボン。シーズン2となると心を抉るようなエピソードの連続。シェーンが坊主頭になるエピソードはその後の流れを大きく変えた。何という後味。以降、明らかに視聴者は主人公リックにより肩入れしていく。だがそのリックでさえ、シーズン2ラストで生き残るために変節を迫られる。

世は国が崩壊し、法の秩序も無くなる。すなわち生きるためなら犠牲を伴う。ケンシロウなら北斗神拳でヒーローとなれるが、綺麗事が通用しないのが、ウォーキング・デッドの世界。リックの成り行きにも注目だ。

個人的にはシーズン2の舞台となる牧場の娘、マギーに惹かれる。同じ名、海外ドラマの「ノーザン・エクスプロージャー」のマギーもボーイッシュで好きだったなぁ。グレンが羨ましい。

閑話休題。もう一人、24=ジャック・バウアーこと小山力也が声を充てるダリルがいい。リックの執るリーダーシップにブレがあろうが、いつも冷静に、だが温かさも忘れていないナイスガイ。果たして最愛、不肖の兄メリルとの対面は...

実はシーズン3を第5話まで視聴済み。更なる大きな転換点を迎えるが、それはまたシーズン3を観終わった後で。

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2020/01/02

「高い城の男 シーズン4(吹替版)」を観る

 配信されたばかりのAmazonstudio製作「高い城の男 シーズン4(吹替版)」を観た。

ニーベンベルト計画発動後、ナチスは更なる世界制覇を目論んでいた。それこそ全ての並行世界を支配する事。そんな中、スミスは並行世界で息子トーマスの存在を知る。一方、並行世界に飛ばされたジュリアナはその並行世界のスミス一家に助けられた…

新しい試みとしてアバンタイトルが加わり、効果的なエピソードも多い。白人労働者が雇い主から辞職を言い渡される話はその顛末が面白かった。

前シーズン後に感じた懸念の通り、このシーズン4は風呂敷を広げ過ぎた感がある。因果応報、「戦国自衛隊」のように結果、歴史は覆せない方向へ進む物語は確かに面白い。だがリアルさが売りの「高い城の男」のシーズン当初に対し、原作に無い並行世界に話を広げたため、SFの突飛さがその壁を超えてしまった。

ただ歴史のうねりとして公民権運動を重ねたり、史実の人物が別の役割で登場するなど面白い設定もあるが、そこに並行世界は必要がない。

この話の主役はスミスだ。ナチスに翻弄されたスミス一家それぞれの葛藤。本エピソード最終話に向けて大きく動いていく。お気に入りの木戸警部も時代の、国のうねりに巻き込まれる。まさかそうなるとは。

果たして次シーズンは作られるのだろうか。明らかに映画なら、今回のエンディングで確実に終わる演出。木戸さんとチルダンの行く末は気になるけど、それ以外クリフハンガー的演出も無いし、ジュリアナは相変わらずの狂言回しぶり。正直、もうこのシーズンで終わっていいのでは?と思う。

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2020/01/01

「男はつらいよ お帰り 寅さん」を観る

あけましておめでとうございます。

今日は映画の日。そこで今年の映画一本目として「男はつらいよ お帰り 寅さん」を観てきた。「お正月は寅さん!」と聞かれなくて久しいが、今回"寅さんアンソロジー"といった趣向で帰ってきた。

さくらの息子、満男は六年前に妻を亡くし、今は娘と二人暮らし。サラリーマンを辞め、作家として芽が出てきていた。嫌々ながら著書のサイン会を催す満男だったが、思わぬ人と再会する事になる。

観ていて何とも言えぬ心地良さ。寅さんはホームドラマであり、ロードムービー。本作はそれらエッセンスを散りばめつつ、寅さんとの思い出を振り返っていく。冒頭、満男の降りた柴又駅に、寅さんのシーンがインサートされると堪らない。そう、スクリーンに寅さんが帰ってきたのだ。

シリーズを通した満男の恋の顛末を描きつつ、彼にとっての寅さんが残像のように現れる。しかもセリフの中に寅さんが生きている。マドンナへの感謝、ラストシーンはこれしかないという演出。本作は満男と寅さんの「ニューシネマパラダイス」なのだろう。原作者でもある山田洋次監督にとっての区切りと感じた。

久々、とらやの家族感もいい。おいちゃんやおばちゃんはもう居ないが、さくらと博がその立場を受け継ぐ。満男の娘にタコ社長の愛娘、その息子といい、彼らにとって帰る場所。時代を経て失ったものはあれど、寅さん映画の描く温かい人間関係は捨て難い。

一方、泉の
彼女の立場、周辺は今を映す。寅さん映画でありつつ、それも現実なのだと山田監督は言いたいのかもしれない。夏木マリと橋爪功の好演が光る。もちろん後藤久美子の復帰も良かった。

正月早々、笑って泣いて寅さんを満喫。いや、本当に良かった。エンドロール、渥美さんの歌を聴いてまた泣けた。昔は寅さん大会とか観に行ったもの。やっぱ日本人なら、正月は寅さんを観るべきだなぁ。

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2019/12/31

2019年総決算「モノ・生活篇」

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何とも言い難い一年。世間は閉塞感、拘束感に溢れている。バブルが弾けて四半世紀。年齢と相まってがむしゃらに進んできたが、ここ数年は壁にぶつかっている。そこに光が差してくる兆しは無い。我々ではどうしようも無い、もっと上がしっかりしてもらわねば。でも上級何とかに甘じてるんだろうな。

日本で一番偉い人が「ワタクシは…」と連呼するたび、辟易する。溢れる好き勝手感が強いから。彼の言う美しい国はもはやワタクシの国だもんな。来年以降、本当の冬が来るんだろうな。

ネガティブシンキングは止めにしよう。好きな事に没頭する、それが大事。映画、競馬、それ意外に自分を高めるガジェット、本などなど。

今年最大の買い物はもちろん車。スイスポはマニュアル大好きおじさん、生活に刺激を与えてくれる。ハイブリッドにEV、自動運転に進んでいく現在。明らかに逆行するかのような存在。でも日常から離れる機会は必要だ。

久々に愛車と言えるスイスポ。手足を使って走らせる。一見億劫なクラッチワーク、シフトワークでさえ愛おしい。もちろんアストンライクなエクステリアも。ハイオク指定で財布に優しいと言えないが、通勤プラスアルファの使い方でリッター12〜14キロ走ってくれるのも嬉しい。

実はカメラも増えていた。ペンタ党員としてK-1mk2を購入。実は今年のダービー、JCもK-1mk2で撮った写真。もちろんスイスポも。歩留まりは良くなったが、目下の悩みはレンズ。フルサイズ対応の望遠が欲しい。

今年から晴れてガラケーを卒業。中古ではあるがスマホ、iPhone6sに切り替えた。ただあまり変わった点は無い。何てたってほぼ家族間通話専用機でMVNOのiPadmini4がメイン。だからドコモはギガライトで契約。それでもドコモは高い。だってギガライトだって家族契約じゃなきゃ高くて使えないよ。いつも言うがドコモは長期契約者を優遇しろよ。

年2回行った森高のライブには元気付けられた。同世代のアーティストが現役で嬉しい。実は楽ナビのディスク番号問題はこの日の帰り道に初めて気がついたもの。

ライブ曲が曲順通りに再生できなくてどうするんですか?パイオニアはオーディオメーカーなのですよ(もうその欠片も無いけど)。漢字表記が識別できないの?日本メーカーなのに(もうハゲタカに喰われちまったけど)。ちなみに森高はパイオニアのCMに出てたけど。

読んだ本の中では「僕の好きな車」「覚悟の競馬論」が心に残る。「僕の好きな車」は趣味の求道者、横山剣さんの語るエピソードがとにかく面白かった。一方「覚悟の競馬論」はタイトルの通り、国枝調教師の覚悟を持った提言に考えさせられる。今の政治に欠けているものは本当の覚悟。そして前に進まなければ。

今年もご愛読ありがとうございました。皆様どうか良いお年を。

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2019年総決算「競馬篇」

現役競走馬で最もこの一年盛り上げたのはアーモンドアイで異論無いと思う。だがドバイターフ、天皇賞・秋とG1を勝ち獲る反面、出走回数は4回。発馬トラブルに巻き込まれた安田記念で3着。熱発で香港を回避した後の有馬記念で初めての着外。今年の年度代表馬には物足らないかもしれない。

古馬戦線で目立ったのはグランプリホース、リスグラシュー。オーストラリアの新星ダミアン・レーン騎乗で本格化し、豪コックスプレートを挟んだグランプリ春秋制覇、G13連勝快挙。年度代表馬の有力候補だろう。

一方、牡馬牝馬共、クラシック戦線は混沌。牡馬を引っ張ると思われたサートゥルナーリアはダービーで難しさを露呈。有馬で中山巧者ぶりをみせたものの、課題の残る今年の結果だった。

桜花賞馬グランアレグリアは距離適正から早々にオークスを回避。そのオークスを好時計で勝ったラブズオンリーユー。2着カレンブーケドールのJC好走もあり、今後に注目が集まる。

今年ほど競走馬より種牡馬に注目が集まった年は無い。生産界に衝撃が走った8月。ディープインパクト、キングハメハメハが相次いで亡くなる事態。現役時代、社会現象となったディープのその後、改めて産駒の活躍も評価され、その穴の大きさを知る。最後の大物コントレイルがホープフルSを勝ち、その存在が光るのも彼らしい。

毎年約200頭の種付を行ってきたディープ、キンカメ。平成前期の人気種牡馬が100頭と多いと言っていたくらいだから、身体面への影響は想像に難く無い。これも今後の生産界の課題と言えよう。

先のレーン、そしてディアドラで英ナッソーステークスを、スワーヴリチャードでJCを勝たせたマーフィー。内外で若手の力が台頭。北村友一がG13勝する快挙に、ご存知藤田菜七子が通算100勝に初重賞勝ち。一方、暮れはムーア、スミヨン、デットーリと世界の名手が集まった。有馬がレーン、スミヨン、武豊で決まったのも競馬のもう一つの主役が騎手である表れだろう。

海外で日本馬が活躍する一方、凱旋門賞では変わらぬ惨敗。最も栄冠に近づいたエルコンドルパサー、オルフェーヴルらに比べ足らないもの。それは今年のディアドラが教えてくれた事だろう。

馬券的には去年以下。当たらない事の方が多かった、特に重賞、G1もねぇ。欲しいものばかりでロッグショット狙い、気負っているかも。来年は期(気)を改めて臨みたい。

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